世の中にありふれている広告の数は年に何千本と膨大な数が生まれていきます。
その中で、広告業界を盛り上げていくため、コンテストや大賞などが開かれている事実があります。
広告電通賞など大きな大会から小さい規模の大会まで、様々なものがあるので、今回はいくつか紹介していこうと思います。
- 広告大賞とは
- 応募期間順
- 日本マーケティング大賞
- 福岡広告協会賞
- TCC賞
- FCC賞
- HCC賞
- 朝日広告賞
- AICHI AD AWARDS
- 読売広告大賞
- 広告電通賞
- 販促会議企画コンペティション
- Webグランプリ
- 交通広告グランプリ
- 新聞広告賞
- ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS
- 日本民間放送連盟賞
- JPM POP クリエイティブ・アワード
- ADC賞
- 日本雑誌広告賞
- JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール
- CCN賞
- 東京TDC賞
- HaHaHa Osaka Creativity Awards
- PRアワードグランプリ
- 全日本DM大賞
- 宣伝会議賞
- 日経広告賞
- JAGDA賞
- Brain Online Video Award(BOVA)
- 毎日広告デザイン賞
- フジサンケイグループ広告大賞
- 日本BtoB広告賞
- まとめ
広告大賞とは
ここでは、表現技術の向上や広告活動の活性化などを目的として、表現に優れた広告、優れた広告活動を行った広告主、広告作品を生み出したクリエーターを顕彰する制度とします。 クリエイター集団は、このような賞の受賞を目指している方も少なくはありません。
応募期間順
主な広告大賞を応募期間順に並べましたので、ぜひご参考にしてください。
日本マーケティング大賞
応募期間:1月
授賞式:翌年6月
URL:https://www.jma2-jp.org/index.php
2009年に創設。日本マーケティング協会が主催。社会に新しく需要を喚起し、市場を再活性した優れたマーケティング活動を表彰する。
福岡広告協会賞
応募期間:1月
授賞式:2月
URL:https://www.jma2-jp.org/index.php
福岡広告協会が主催。九州各県の優れた広告作品を制作した広告主に対して表彰する広告賞。地域社会に密着した社会性のある、感動と共感をもたらした作品に与えられる。
TCC賞
応募期間:2月
授賞式:11月
URL:https://fukuoka-ad.org/overview/
1958年に創設。東京コピーライターズクラブ(通称TCC)は東京を中心に日本全国で活躍するコピーライターやCMプランナーの団体。審査に関しては一般部門・新人部門に分かれ、それぞれ賞を決定します。
FCC賞
応募期間:2月
授賞式:4月
URL:http://blog.fcc1959.com/
福岡コピーライターズクラブ(通称FCC)が主催。近年、東京や大阪、名古屋、四国など九州外からの応募も増え、盛り上がりをみせている。
HCC賞
応募期間:3月~4月
授賞式:翌年4月
URL:https://www.hokuriku.cc/
北陸コピーライターズクラブ(通称HCC)が主催。富山、石川、福井の北陸三県で働くコピーライターやCMプランナーの団体。北陸のもっとも優れた広告コピーを表彰する。北陸三県に在住するクリエイター、または北陸三県に本社を置く企業の制作作品が対象。
朝日広告賞
応募期間:3月
授賞式:7月
URL:https://www.asahi-aaa.com/
1952年に創設。朝日新聞社が主催。朝日新聞に掲載された広告を対象とする「広告主参加の部」と、広告主が提供する課題に若きクリエイターが新聞広告で応える「一般公募の部」で構成される。
AICHI AD AWARDS
応募期間:3月~4月
授賞式:7月
URL:https://www.aichi-ad.or.jp/
愛知広告協会が主催。2015年に「愛知広告協会賞」から名称変更し、愛知県下のクリエイターのレベルアップと育成を目的に「AICHI AD AWARDS (AAA)」としてリニューアルした。「クリエイターによるクリエイターのための広告賞」。
読売広告大賞
応募期間:3月~翌年3月
授賞式:翌年7月
URL:https://adv.yomiuri.co.jp/adv/award/yaa/
1984年に創設。読売新聞社が主催。「芸術の街頭躍進、美術と産業の融合」をスローガンとしている。朝日新聞に掲載された広告を対象とする「アドバタイザーの部」は、読者が審査員を務めることが特徴。また、プロ・アマ問わず応募できる「クリエイターの部」もある。
広告電通賞
応募期間:3月~4月
授賞式:9月~10月予定
URL:https://adawards.dentsu.jp/
広告会社最大手の電通が主催する広告賞。今年度(2023年度)で76回の歴史を誇る歴史ある広告賞です。賞の運営は、公的機関である「広告電通賞審議会」によって行われており、7部門・24カテゴリー(2023年時点)で表彰されます。
販促会議企画コンペティション
応募期間:4月~6月
授賞式:9月
URL:https://hansoku.co/
宣伝会議が主催。「人が動く」「売り上げにつながる」 効果的な企画を募集する企画コンペティション。実企業から課題を出題され、その課題に対する解決策を募集するコンテスト。
Webグランプリ
応募期間:4月~8月
授賞式:12月
URL:https://award.dmi.jaa.or.jp/
日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会が主催。Webサイトの健全な発展をめざし、Webに携わる企業、人物の労と成果を表彰し讃える「Web関係者の、Web関係者による、Web関係者のための賞」。参加企業が互いに審査をし合う「相互審査」で受賞作品を決定する。
交通広告グランプリ
応募期間:4月~5月
授賞式:7月
URL:https://awards.jeki.co.jp/
1956年に創設。広告会社大手ジェイアール東日本企画が主催している。駅・車両広告と、それを組み合わせた複合キャンペーンを対象とする広告賞。
新聞広告賞
応募期間:6月
授賞式:10月
URL:https://www.pressnet.or.jp/adarc/index.html
1981年創設。日本新聞協会が主催。加盟の新聞社に掲載された広告を「新聞広告活動の全過程」を対象に選考。毎年10月20日に行われます。広告主部門と新聞社企画部門の2部門で構成され、新聞紙上の優れた広告活動を表彰する。新聞広告大賞には賞状、トロフィー、メダルが贈られます。
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS
応募期間:6月~7月
授賞式:11月
URL:https://www.acc-awards.com/
1961年に創設。全日本シーエム放送連盟(通称ACC)が主催しております。CMや映像作品の制作者などの業界内において、注目度は高いです。2017年に「ACC CM FESTIVAL」から名称変更し、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワードとしてリニューアルしました。
日本民間放送連盟賞
応募期間:6月~翌年5月
授賞式:翌年11月
URL:https://j-ba.or.jp/
1953年に創設。質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的に、民放連が1953年に創設した賞となる。日本民間放送連盟(通称 民放連)が主催。テレビ、ラジオなど部門別に、民放の信用と権威を高めたと認められる質の高い番組が表彰される。
JPM POP クリエイティブ・アワード
応募期間:6月~7月
授賞式:翌年2月
URL:https://jpm-inc.jp/
日本プロモーショナル・マーケティング協会(通称JPM)が主催。プロモーション業界における日本唯一のPOPツールのコンテスト。2019年度より国際的なPOPアワードであるShop! AsssociationのOMA Awardsライセンスを受けている。
ADC賞
応募期間:7月~8月
授賞式:11月
URL:https://www.tokyoadc.com/new/winners/index.html
1957年に創設。東京アートディレクターズクラブ(通称ADC)が主催。日本のTOPクリエイター、アートディレクター、デザイナーが会員で成り立つアートディレクターやデザイナーが志す日本でも権威ある賞。応募は会員と一般(非会員)に分けて選考される。
日本雑誌広告賞
応募期間:7月
授賞式:11月
URL:https://www.zakko.or.jp/prize
1958年に創設。日本雑誌広告協会が主催する経済産業省後援の広告賞。毎年過去1年間に実際に雑誌に掲載された広告作品について、優秀な企画および技術を示した作品とその広告主、制作者を表彰する。
JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール
応募期間:8月~10月
授賞式:翌年2月~3月予定
URL:https://www.jaa.or.jp/contest/adaward/
1961年に創設。日本アドバタイザーズ協会(通称JAA)が主催。生活者視点から優れた広告を表彰する国内唯一の広告賞。数ある広告賞の中でも、広告の発信側が応募した作品を、受け手である消費者が実感に基づいて審査する点が大きな特徴。
CCN賞
応募期間:8月~9月
授賞式:10月
URL:http://www.ccn.gr.jp/
コピーライターズクラブ名古屋(通称CCN)が主催。名古屋を中心にして全国のコピーライターやクリエイターが集う団体。審査員が嫉妬する広告という基準で審査される。
東京TDC賞
応募期間:8月~9月
授賞式:翌年4月
URL:https://tokyotypedirectorsclub.org/
1991年に創設。東京タイプディレクターズクラブ(通称TDC)が主催する。タイポグラフィに主軸を置きながら、広い解釈をもって審査する国際デザインコンペティション。受賞作品は東京TDC年鑑としてまとめられ毎年発刊されている。
HaHaHa Osaka Creativity Awards
応募期間:8月~11月
授賞式:翌年1月
URL:https://osaka-ad.or.jp/hahaha/
大阪広告協会が主催。2018年に「MADE IN OSAKA CM AWARDS」から名称変更し、「HaHaHa Osaka Creativity Awards」としてリニューアルした。全国から人を動かす“おもろい”コンテンツを大阪に集め、そのクリエイターを賞賛するというユニークな広告賞。
PRアワードグランプリ
応募期間:9月~10月
授賞式:12月
URL:https://prsj.or.jp/pr-award/
日本パブリックリレーションズ協会(通称PRSJ)が主催。戦略性、独創性、専門性または完成度、成果、社会的・業界的影響力を基準として優秀なコミュニケーション活動(広報・PR活動)を表彰する。
全日本DM大賞
応募期間:9月~10月
授賞式:翌年3月
URL:https://www.dm-award.jp/
日本郵便株式会社主催。テレビCMのようなマスメディアと異なり、カタチがあるダイレクトメディアとして、ビジネスシーンで活躍するダイレクトメールを消費者視点で表彰している。
宣伝会議賞
応募期間:10月~11月
授賞式:翌年3月
URL:https://senden.co/
宣伝会議が主催。実在する全国ブランドを使い、広告のアイデアとコピー表現を競う伝統あるコンペティション。経験や実績を問わず、プロ・アマ問わず参加可能。コピーライターの登竜門。
日経広告賞
応募期間:10月~翌年9月
授賞式:翌年12月
URL:https://marketing.nikkei.com/adawards/
1952年に創設。日本経済新聞社が主催。日本経済新聞紙上に掲載された広告のほか、近年は関連誌や電子版に掲載されたインターネット広告を対象とするなど、時代に即した表彰が注目されている。
日経広告賞、日経産業新聞広告賞、日経MJ広告賞、日経ヴェリタス広告賞、日経サイエンス広告賞、日経電子版広告賞など、媒体ごとに賞を設けられている。
JAGDA賞
応募期間:10月~11月
授賞式:翌年6月
URL:https://www.jagda.or.jp/awards/category/
2008年に創設。日本グラフィックデザイナー協会(通称JAGDA)が主催。各年度の優れたグラフィックデザインを表彰・記録する。年鑑『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、各カテゴリーの高得票作品が表彰される。
Brain Online Video Award(BOVA)
応募期間:10月~翌年1月
授賞式:4月
URL:https://bova.co/
宣伝会議が主催。映像制作業界の活性化と、これからの時代を担うオンラインビデオクリエイターの発掘と育成を目指したオンラインに特化した動画コンテスト。
毎日広告デザイン賞
応募期間:11月~翌年1月
授賞式:翌年4月
URL:https://macs.mainichi.co.jp/design/ad-m/
1931年に創設。新聞社が主催するなかで最も歴史ある広告賞。プロまたは学生、個人でも集団でも、資格は問わず、応募が可能。若手クリエイターの登竜門としても知られている。
フジサンケイグループ広告大賞
応募期間:12月
授賞式:翌年4月
URL:https://www.fujisankei-g.co.jp/koukoku-taisho/index.html
1971年に創設。フジテレビや産経新聞など、さまざまなメディアを持つフジサンケイグループが主催するユニークな総合広告のコンクール。広告の総合性・創造性・大衆性をコンセプトに審査される。
日本BtoB広告賞
応募期間:12月~翌年3月
授賞式:翌年6月
URL:https://www.bbaa.or.jp/jigyo/sogo
1980年に創設。BtoB広告分野のコミュニケーションツールを対象に、ビジネス、マーケティング、コミュニケーションの一翼を担う広告を表彰するコンテスト。
まとめ
時代の流れとともに広告の形も変わっていきますが、上記のような広告大賞があることで、新しい観点が世に広まっているといっても過言ではございません。
ビジネスに関する方であればチェックしておいて、損はないかと思われます!